YouTubeチャンネル登録者75万人を超えるあっかんB太郎。
3DCGの非常に個性的な映像でたちまち人気になったあっかんB太郎とはいったい何者なのでしょうか?

個性的過ぎて好みの分かれる映像だね
この記事ではあっかんB太郎さんについて、
- あっかんB太郎とは何者なのか?
- あっかんB太郎のプロフィールは?
- あっかんB太郎に著作権問題はないの?
などについて調査していきます!
あっかんB太郎は誰?プロフィールは?
あっかんB太郎さんのプロフィールは本名その他全く分かっていません。
個人的な情報は一切出ておらず、配信はすべて制作された映像ばかりです。
手掛かりとも言えない薄い手がかりから、あっかんB太郎さんが何者なのか推理してみたいと思います。
あっかんB太郎は男性?
まず、高確率で推測できるのはあっかんB太郎さんは男性だろうということです。
メインとなっている歌声はもちろんですが、歌詞やビジュアルのシュールなセンスは女性よりも男性の感性のように思います。
ただし音声は加工ができますし、個々によって感じ方が違うセンスは性別を特定できるものではないので絶対とは言い切れません。

デジタル作品は性別すら推測が難しいよね
あっかんB太郎の年齢は?
あっかんB太郎さんの年齢もまた不明です。
しかしあくまでも推測ですが、音楽や切れ味鋭い言葉の選択からして若い年代だろうという気がします。
20代から多く見積もって30代ではないでしょうか。
おそらく、最新の映像技術を使いこなせる世代だろうと思います。
あっかんB太郎は個人?
個人情報がまったくつかめないあっかんB太郎さんは、個人ではない可能性も考えられます。
根拠となるデータはありませんが、あえて言えば以下が理由となります。
- 個人にしては頻繁に更新される
- 作詞作曲、録音、音声編集が必要
- キャラのデフォルメ制作、映像制作及び編集が必要
- 音声と映像を合わせる編集が必要
その他メッセージやコラボへの対応もしなければならないでしょうし、一人ですべてやるのはかなり難しいように思います。
しかし現在はAIによる映像制作ソフトも存在しますから、個人で全部をこなすことも不可能とは言えません。
複数人によるチーム運営のチャンネルかもしれないというのは、あくまでも憶測による可能性です。

個人でチャンネルを運営しているのならすごい才能だね
あっかんB太郎の著作権問題について
あっかんB太郎さんの配信は言うまでもなく多くの既存のキャラクターが登場しています。
「パクリだ」という批判もちらほら見受けられますね。
では、あっかんB太郎さんの映像作品は著作権的にどうなのか検証してみたいと思います!
あっかんB太郎のパロディ
あっかんB太郎さんの作風は大きく2つに分けることができます。
一つは実在の人物のパロディです。
パロディの定義は以下が参考になりますね。
パロディとは、一般的には、他者の文芸・美術作品等の原作や、有名ブランドのロゴ等を滑稽化したり、茶化した作品を指し、原作・有名企業の揶揄や、社会の風刺、またはユーモアを表現することを目的とするもの
keiyaku-watch.jpより
あっかんB太郎さんは政治家や有名人をユーモア絡めて揶揄したり風刺した配信が多く、まさに人物パロディと言えますね。
パロディや風刺の文化は日本のみならず世界中に存在し、新聞や雑誌に似顔絵と共に掲載される風刺画もその一つです。
グレーと言われつつ世間に広く認知されているパロディですが、法的に裁かれた例もあります。
- 「江差追分事件」~既存の歌詞の一部を変えた「替え歌」が翻案権の侵害とされた
- 「パロディ事件」~写真をモンタージュして改変した行為が同一性保持権の侵害とされた
上記の二つの案件は既存の歌や写真を勝手に改変したことで訴えられました。
あっかんB太郎さんの人物パロディは替え歌も写真の改変もしておらず、著作権的には違反にならないと思われます。

問題になるとしたら名誉棄損か肖像権かな?
あっかんB太郎の二次創作
あっかんB太郎さんのもう一つの作風は、二次創作と言えるでしょう。
既存の創作キャラクターを使用してストーリーや歌を作る行為ですね。
本来著作権者の同意を得ずに二次創作をすると翻案権、同一性保持権の侵害となります。
二次創作において、あっかんB太郎さんは替え歌や元画像の改変も行っています。
にもかかわらず、訴えられない理由を考察してみました。
- 日本ではイベントやコミケなど二次創作文化が広く定着している
- 原作者が二次創作を許容、あるいは傍観している場合が多い
- 著作権侵害は親告罪で作者が訴えないと裁かれない
本来違法行為である二次創作は、今や日本に定着した文化になっていると言っても過言ではありません。
しかし二次創作には宣伝効果や人気のバロメーターという側面があり、作者や版権を持っている企業もある程度は見逃しているという現実があります。
あっかんB太郎さんの作風はかなりデフォルメされた個性的なものであり、版権者が気が付いていてもスルーされているというのが実情ではないかと推測します。

たま~に原作の画像とかをそのまま使っているけどね
あっかんB太郎の炎上
あっかんB太郎さんが炎上したという情報は見つかりませんでした。
唯一見つかった炎上は、あっかんB太郎さんの配信を音源にした他チャンネルでした。
あっかんB太郎さんは「音楽・映像の無断転載、耐久動画などの無断投稿は禁止」と注意書きしているので、その無断使用した他チャンネルのコメント欄が炎上したのだそうです。
二次創作も創作物としての著作権を持つので、無断で使用すると侵害になるらしいですよ。
あっかんB太郎の好き嫌い
あまりにも個性的過ぎて「つまらない」という人もいるあっかんB太郎のチャンネル。
一方でコメント欄では「癖になる」「ファンになった」など好意的な意見も多く見ることができます。
では一般的な意見はどうなのでしょうか?
ネット上での調査を参考にしてみます。(2025年2月下旬参考)
suki-kirai.com | 好き派:47.4% / 嫌い派:52.6% |
Youtuber世論調査 | 5つ中☆3つ 評価 3.45点 |
好き嫌いのアンケートではやや「嫌い派」が多いですが、世論調査の評価では5点満点中平均以上の3.45でした。
好き嫌いはほぼ5分5分に分かれているという気がしますね。

個性が強い作品ほど人の好みは分かれるだろうな
あっかんB太郎の年収
個人情報がわからないあっかんB太郎さんの年収を調べる事は不可能です。
ここでは「YouTubeチャンネルあっかんB太郎」の配信による収益を推測してみたいと思います。
「あっかんB太郎」の直近一か月の再生数は10,943,415回でした。(2025年2月下旬調べ)
配信はショート動画も多く、一概に1再生における収益を割出すことはできません。
ショート動画を考えると1再生当たりの収益は0.003~0.7円と幅がありますが、あくまでも参考として「1再生=0.1円」で計算してみます。
10,943,415×0.1=1,094,341.5 | 一か月の収益約109万円 |
1,090,000×12=13,080,000 | 年収 13,080,000 |
あっかんB太郎さんはYouTubeからの収益で1300万円位の年収を得ている可能性があることになります。
あっかんB太郎は何者?のまとめ
これまであっかんB太郎さんについて調査したことをまとめます。
- あっかんB太郎のプロフィールは不明
- あっかんB太郎は個人ではない可能性もある
- あっかんB太郎の配信はパロディや二次創作の範囲内と考えられる
あっかんB太郎さんが何者であるかの答えとしては、3DCGによるパロディと二次創作作品の配信者としかわかりませんでした。
正体不明ながら、その既存の概念に留まらない独特の個性を生かす配信を続けていただきたいと思います。